メモを残しこれを活用する上でのタスクシュートの役割

前回の記事の続きです。

Capacitiesの導入を検討する中で、まずは2018年より使い続けているCosenseとの棲み分けについて検討しました。

具体的にはCosenseについて課題に感じていることが、Capacitiesで補完できるかどうか。

この2つのツールに限らず、新たなツールを導入しようとすると、おのずとこうした検討を行うことができるため、実際に導入に至らなかったとしても、そこにかけた時間は有益なものになることが多いです。

新たなツールに触れることで、現在使っているツールについて抱えていた課題に改めて向き合えることはもちろん、潜在的な課題に気づけるからです。

今回の例で言えば、Capacitiesの導入を検討することで、

  • Cosenseについて抱えていた課題に再注目できた
  • 必ずしもCosenseでなくてもいいことをCosenseでやろうとしていたことに気づけた

という効果が得られています。

とりわけ後者の気づきは「メモを残しこれを活用する」という本来の目的に立ち戻らせてくれます。

一つのツールを長く使っていると、「これまでにもそうしてきたから」という理由で同じ使い方を続けてしまいがちです。

もちろん、その使い方によって狙い通りの効果が得られているなら良いのですが、すでに効果が薄れている、あるいは逆効果になっているのに、これに気づかずに漫然と前例踏襲を続けているなら、いったん立ち止まった方がいいでしょう。

前回の記事でCosenseとの棲み分けを考える中でこのことに改めて思い至り、Cosense以外にも「メモを残しこれを活用する」ために使っているツールについて、改めてそれぞれの本来の目的について考えてみたくなりました。

具体的には以下のツール群です。

  • タスクシュート
  • Evernote
  • Cosense

今回はタスクシュートについて考えてみます。

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