多くのアプリに通知という機能があります。
指定した時間になったら、あるいは指定した条件が満たされたら、音やメッセージで知らせてくれる、というものです。
タイマーがもっとも原始的な通知でしょう。
タイマーをセットすることで、その終了の通知があるまでは自然と目の前のことに集中できます。
- カウントダウンが始まっている
- 終了したら中断しないといけない
という切迫感が生じるからです。
タスクシュートでタスクの開始ボタンを押すことは、この切迫感のスイッチをオンにすることを意味します。
切迫感にさらされ続けると疲れてしまいますから、終わりが見えていなければ怖くて開始ボタンは押せないでしょう。
従って、開始しようとしているタスクには必ず見積もり時間を設定しておくこと。
こうすることで、終了の通知が来たら中断してもOK、すなわち「時間が来たらタスクの実行から解放される」という保証が得られた状態でタスクの実行に臨むことができます。
そのタスクを完了させないと、あるいはキリのいいところまでいかないと終えてはいけない、ということでは開始ボタンは押しづらいのです。
とはいえ、完了していないのに、あるいはキリがよくないのに、時間が来たからという理由で中断するのは抵抗を感じるかもしれません。
実は、このような抵抗を感じることこそが重要だと考えています。
どういうことか?