タスクシュートはその日一日に予定しているタスクをリスト化するツールです。
タスクシュートを使うということは、終日このリストに向き合い続けることを意味します。
おのずと「今日」にフォーカスすることになります。
デール・カーネギーによる古典的名著『道は開ける』の中に、
過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日一日の区切りで生きよう。
という一節があります。
「今日」にフォーカスすることを後押ししてくれるタスクシュートを使うことは、カーネギーが言うところの「今日一日の区切りで生きる」ことになります。
この「今日一日の区切りで生きる」上では次の2つが欠かせないと考えています。
- 今日一日の区切りで取り組むことを決める
- 翌日に前日一日をレビューする
とりわけ2つ目の「前日一日をレビューする」すなわちデイリーレビューに注目します。
今日一日の区切りで取り組むことを決める
まず、「今日一日の区切りで生きる」ためにはこの区切りの中で何をするか、あるいは何をしないかを決める必要があります。
決めずに一日をスタートすることは「今日一日の区切りで生きる」に反するからです。
タスクシュートを使っていれば、おのずと「今日の一日の区切り」に収まるようにタスクを取捨選択するはずですから、この点は意識しなくてもよいはずです。
翌日に前日一日をレビューする
問題は、デイリーレビューです。