前回の続きです。
作業記録は、以下いずれかの方法で残します。
- 作業に突入する前に手順を書き出す
- 作業しながら実際に行った操作内容を記録に残す
これは、童話「ヘンゼルとグレーテル」でおなじみの「パンくずを落とす」イメージでとらえると分かりやすいと思います。
森で迷子にならないように歩いた道にパンくずを少しずつ落として道しるべとした、というエピソードです。
- 歩き始める前にある程度のルートを決めるなら、現時点で分かっているところまでパンくずを先に撒いておく。
- どのように歩くかを事前に決められないなら、歩きながらパンくずを落としていく。
歩き始める前に撒く場合は、パンくずによる作業手順を頼りに歩くことことになります。
歩きながら落としていく場合は、後から振り返るとそこにパンくずによる作業手順ができあがっていることになります。
いずれの場合も、「パンくずを落とす」というひと手間が必要になるため、慣れないうちは煩わしく感じることもあるでしょう。
でも、一度でもこのパンくずの効用を実感できれば、このひと手間が「ペイ」するものであることに気づき、煩わしさは少なくなるはずです。
以下、僕が実際に使用している週に一度のとあるリピートタスクの作業手順です。