Evernoteの「タスク」機能が飛躍的に使いやすくなりました。
3年前に以下のような記事を書いていましたが、当時とはもはや別物です。
- Evernoteの新機能「タスク」はタスクシュートと併用できるか?(2021年6月7日)
この記事の結論は
- 併用は不可能ではないが、現時点ではまだ早いかもしれない
でした。
3年たった現時点の結論は
- 十分に併用が可能になったが、すでに別に併用しているツールがある場合は棲み分けが必要
という感じです。
3年前の記事には以下のように書いていました。
タスクシュートが原則として「今日」のタスクを保持し、Todoistが「明日」以降のタスクを保持するという役割分担がある限り、Evernoteの「タスク」に“居場所”はないのです。 従って、Evernoteの「タスク」機能がTodoistの役割を担えるくらいにならないと、つまりTodoistの役割を置き換えることにならないうちは、まだEvernoteの「タスク」機能は実戦投入するべきではないでしょう。 今のところは「早期アクセス版」ということですから、今後も新たな機能が追加されることが期待されます。 期待しつつ、今のところはタスクについては信頼のおけるツール(今回の例ではTodoist)に一元管理することをおすすめします。
3年たった今ではどうか。
依然として「Todoistの役割を置き換える」までには至っていませんが、一部のタスクはTodoistからEvernoteのタスクに移管してもいいかもしれない、と感じ始めています。
- 「今日」のタスク → タスクシュート
- 「明日」以降のタスク → Todoist
というシンプルな棲み分けだったのが、
- 「今日」のタスク → タスクシュート
- 「明日」以降のタスク → TodoistまたはEvernoteの「タスク」
という、やや複雑なものに変わることになります。
ツールの運用負荷が上がるということです。
運用負荷が上がっても、それに見合うメリットがあるならこの複雑さはペイするでしょう。
以下、Todoistに加えてEvernoteも併用することのメリットについて考えてみます。