タスクシュートの実態は「網」の編み直し

前回の記事の続きです。

タスクシュートを「網」のようなものとして捉えてみることで、タスクシュートというツールの認識はもちろんタスク実行の認識も改まる、と考えています。

「網」には「網をかける」という言い回しがあります。

その意味は「捕らえる」とか「捕まえる」であり、その先に魚が獲れるという結果を想起させます。

「情報を収集する」ようなケースでも比喩的に使われることがあり、その先にやはり「情報が手に入る」という結果が予想されます。

これをタスク管理の文脈に置き換えるなら、タスクに「網をかける」のは、その先に「タスクが完了する」という結果を期待していることになりそうです。

とはいえ、前回も示した以下のイラストでは「完了する」までには至らず、とりあえず動かないように押さえているだけの状態に見えます。

実際のところ、この状態ではタスクシュートにタスクを並べただけであり、実行できるかどうかまでは保証されていません。

これを実行できるところまで引き上げるにはどうすればいいか?

メタファーとしての「網」に改めて目を向けてみると、そこにヒントがあることに気づきます。

それは、「網の目」です。

網の目の細かさが、対象となるタスクに「適合」していれば、そのままスムーズに実行に進むことができます。

逆に「不適合」の場合は、動かないように押さえているだけの状態が続くことになります。

従って、タスクの実行を確実なものにしたければ「網の目」をタスクにフィットさせるべく編み直す必要がある、ということになります。

ここまで考えて、たまたま見ていた動画にヒントがありました。

この動画です。

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