前回の記事の続きです。
GTDの5つのステップとタスクシュートの最適な補完関係を探るシリーズです。
前回は「プレ着手を実践する上で考えておくべきこと」について書きました。
プレ着手の実態はひと言でいえば「タスクに対する認識の書き換え作業」であり、そのタスクに本格的に着手(※)する上で欠かせない準備作業と言えます。
※「プレ着手」に対して「グランド着手」と呼ばれたりします。
もちろん、プレ着手をスキップして、いきなり「グランド着手」できる方もいるでしょう。
というより、世の中的には着手と言えばグランド着手のことを指しているので、プレ着手は「いきなりグランド着手ができない」方にとっての補助輪のようなものと言えます。
とはいえ、プレ着手をもってしてもグランド着手ができないケースもあります。
今回はこのケースについて考えてみます。