前回の記事の続きです。
「日付管理」とは、抱えている複数のプロジェクトについて、それぞれをいつ実行するかを決めることを指します。
具体的には、抱えているプロジェクトはTodoistで一元管理し、ここから「今日」実行するタスクを各プロジェクトから切り出してきて、タスクシュートに転記することになります。
その意味ではTodoistはタスクの「倉庫」のような位置づけと言えます。
一つひとつの「箱」がプロジェクトであり、箱の中にタスクが複数詰まっている状態。
毎朝、倉庫の中を歩き回って「今日」実行するタスクをピックアップし、タスクシュートという工場のラインに投入していきます。
このとき、まさにこのイラストのようにタスク単体ではなくプロジェクト(箱)ごとに倉庫から持ってきて、そこからタスクを一つひとつラインに投入します。
つまり、工場内では今日はどのプロジェクトに取り組むのかが「見えている」。
タスクが完了すれば、晴れて「出荷」(=タスクの完了)ということになるでしょう。
つまり、「日付管理」においては
- 倉庫 → 工場のライン → 出荷
という流れがあるわけです。
この流れとは別に、日付によらない管理が行われているプロジェクトもあります。
厳密にはまだプロジェクトになっていない何かです。
これは倉庫とは別の場所にあります。
すなわち、Todoistとは別のツールを使うことになります。
具体的にはDynalistなのですが、今回はこのツールにスポットライトを当てつつ、以下の2つについて考えてみます。
- Todoistが倉庫ならDynalistは何に当たるか?
- 倉庫や工場とはどう関わりあうのか?