「航海日誌」としてのタスクシュート

船には必ず「航海日誌(Logbook)」が備えられています。

そこには日時・天候・位置・速度・出来事などが正確に記録され、航海の安全と再現性を支える役割を果たします。

英語で「Logbook」と呼ばれるのは、かつてロープに丸太(log)を結びつけて海に投げ込み、一定時間でどれくらいロープが繰り出されたかによって速度を計測していたことに由来します。

つまり「Log」とは、時間と進行を測るための基準点でもあったわけです。

現在では、船に限らず「活動の重要な出来事を時系列で記録する台帳」を広くログブックと呼びます。

そして、タスクシュートもまた、私たちの日々を進めるためのログブック、すなわち「航海日誌」として機能します。

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