どんなに「手堅いリスト」で一日を始めても、そのリスト通りに過ごせることはほとんどありません。
「手堅いリスト」とは以下のようなリストです。
- 前日までに同じ時間帯に実行した実績があるタスク群で構成されたデイリータスクリスト
要するに理想ベースのリストではなく現実ベースのリストです。
実績がまだない理想に基づいたリストであれば、その通りにできなくても「仕方がない」と受け入れることができます。
一方、実績がある現実に基づいたリストの場合は、リスト通りにできないと「なぜできないのか?」と憤りすら覚えるかもしれません。
結局、どんなに周到にリストを整えたとしても、当日の自分の気分次第でいくらでもリストから逸脱できてしまうのです。
いま「気分」と書いた通り、ここには理路だけでは乗り越えられない隘路が横たわっているのです。
この狭くて通り抜けるのが困難な隘路をいかに攻略すればいいか。
カギとなるのは「やる気」です。
気分が良ければ「やる気」が高まり、隘路を力強く進むことができます。
では、気分を良くするにはどうすればいいか?
この問題について僕自身の実体験を交えつつ、掘り下げていきます。
初回の今回は、やるべきことを差し置いて別のことに突き進んでいくときに起きていること、について。