「セクション」ごとに何をやるかの最適解をどう決めるか・その4

前回の記事の続きです。

セクションをうまく使えていることは、そのままタスクシュートをうまく使えていることに通じる、と考えています。

では、どのような状態が「セクションをうまく使えている」と言えるのか?

それは、以下の2つの条件が整っているときです。

  • 1.自分にとってしっくりくるセクション分けが行われていること
  • 2.セクションごとに何をやるかの最適解が明確になっていること

とはいえ、まず目を向けるべきは2です。

2が整えば、おのずと1も整うからです。

セクションごとに何をやるかの最適解が明確になっている、すなわち各セクションごとに何をすればいいのかが決まっていると、調整の余地が最小限に抑えられるため、一日全体のプランを素早く立てることができ、その後の実行もスムーズに運ぶようになります。

とはいえ、「最適解」はあくまでも一時的なものです。

この「一時的」には次の2つの意味があります。

  • 1.今日は最適でも、明日以降は最適でなくなることがある
  • 2.朝の時点では最適でも、時間の経過とともに最適でなくなることがある

前回の記事では特に2について詳しく掘り下げました。

一日の中における「最適解」の変化です。

状況の変化に合わせてどんどん組み替えていく必要があります。

この組み替えを行う上で、セクションが大いに役に立ちます。

セクションの本来の目的とは違った使い方ですが、この方法について詳しくご紹介します。

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