「時間に追われる」状態をポジティブに解釈する

「時間に追われる」状態に陥ることは誰しもあるでしょう。

そして、この状態に追い込まれることはできれば避けたい、と望んでいるはずです。

では、代わりにどのような状態を志向しているのか?

主客を逆転させた「時間を追いかける」状態でしょうか。

ここで、改めてこの2つの状態について考えてみます。

  • 時間に追われる
  • 時間を追いかける

前者はやるべきタスクの分量に対して、必要な時間が足りていない様子が想起されます。

一つのタスクに取り組んでいるときに、それがまだ終わっていないのに次のタスクに取りかからなければならない状態。

本当はもっと時間をかけたいのに、未消化のまま放置することになります。

時間についての主導権が奪われている感じがします。

一方、後者はこの主導権を手元でキープできており、やるべきタスクを大量に抱えていてもそれぞれに対して過不足のない時間をかけることができている、理想的な状態のように思えます。

本当にそうでしょうか?

実は「時間に追われる」方がむしろ理想的な状態なのではないか、と思うのです。

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