常用ツールが使えなくなったときに考えること

先月末からEvernoteの不調が続いています。

現在、パーソナルプランという有料版(年額9,300円)を使用しており、以下のように複数のデバイスからアクセスしています。

  • Windowsデスクトップ
  • Macデスクトップ
  • iPhoneアプリ
  • iPadアプリ
  • Webブラウザ

いずれのデバイスからも当たり前のようにEvernoteに保存した内容の参照・編集ができていたのですが、10月30日の14:15に不意にできなくなりました。

できなくなったのは、もっとも使用頻度の高いWindowsデスクトップ。

そこでWebブラウザ版に切り替えたところ、こちらはスムーズに動きます。

そこで、しばらく使い続けていたのですが、翌10月31日の16:01にログインができなくなりました。

試しに別のWebブラウザに切り替えたところ、スムーズに動きます。

そこで、しばらく使い続けているとやはりログインできなくなりました。

その後も、Macデスクトップ、iPhoneアプリ、iPadアプリと、順番に乗り移っていきますが、最終的にはすべてのデバイスでログインできない、できても最新のデータが同期されない状態に陥ります。

Evernoteは

  • 日々のタスク実行記録
  • プロジェクトノート
  • 読書メモ
  • 思いついたアイデア

など、まさに「ノート」としてフル活用していますから、これらが参照できなくなることは仕事ができなくなることに等しい。

たいへん困ったことになります。

でも、実際にこの状況に放り込まれてみると、思ったほど「困ったこと」にはなりませんでした。

むしろ、気持ちが軽くなったほどです。

Evernoteに限らず、普段から常用しているツールが何らかの理由で使えなくなることはあるでしょう。

そのようなとき、人は気持ちが焦り、不安を覚え、本来なら仕事が進められたはずの時間をトラブルシューティングのために「空費」することになり、絶望的な気分に陥るものです。

僕自身もまさにこの絶望的な気分に陥りました。

ただ、こういうときだからこそ、と言いますか、こういうときにしかできないことがあることに改めて気づかされました。

それゆえに気持ちが軽くなったのです。

「こういうときにしかできないこと」

まず、「こういうときにしかできないこと」とは何か。

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