行動の原動力としての「憧れ」について・その1

誰しも何かに、あるいは誰かに「憧れ」を抱き、これを行動の原動力にしたことがあるでしょう。

今まさに原動力にしていることもあるかもしれません。

その先には、例えば「憧れていた業界の仕事に就くことができ、毎日が充実している」といった望ましい未来がありありと描かれます。

ただ、この「憧れ」という感情はロケットで言えば打ち上げる際の補助ロケット(ブースター)のようなもので、どこかのタイミングでロケット本体から切り離す必要があります。

ロケットの場合は、ブースターが燃料を消費しきったときがそのタイミングであり、明確です。

一方、ブースターとしての「憧れ」については、その「燃料」がまだ残っているのかどうかが目で見て確かめられるわけではないため、タイミングが掴みづらい。

それでも、どこかの時点で「ロケット本体」から切り離す必要があるため、自分なりにこのタイミングを見切る術を身につけておいた方がいいでしょう。

以下3つのケースが考えられます。

  • 1.最初から明確に切り離して考えることができているケース
  • 2.知らぬ間に切り離しが行われており、後からそのことに気づくケース
  • 3.長く抱き続けているがゆえにもはや切り離しがたくなっているケース

今回は1と2について。

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