「起点」を逃さず記録に残す

不意に以下のような疑問を抱くことはないでしょうか。

  • この映画はなぜ「観たいものリスト」に入っている?
  • この本はいつどんな経緯で買った?
  • この仕事はどういう事情で始めることになった?

いずれの疑問も、すぐにその場で解消できれば、「初心」を思い出すことができ、スッキリとした気持ちで取り組めるでしょう。

例えば、Netflixで次に観る映画をザッピングしながら、「これは気になる」という作品が目に入るたびに「マイリスト」に追加していくでしょう。

これを続けていると、マイリストには大量の作品が保存されることになります。

このリストを見返すときに、

  • なぜ「観たいものリスト」に入っている?

という疑問にぶつかるわけです。

保存してから時間が経過していれば、もはや「初心」は忘れてしまっていることも多いでしょう。

そうなると、どの作品を観るにしても決め手に欠けるために選べない。

その結果、たまたまトップページでリコメンドされた「話題の」作品を観ることになってしまう。

もちろん、それが悪いわけではないのですが、できることなら、リストに追加するときに抱いていた「観たい!」という感情(=初心)を呼び覚ました上で、その作品を観始めるほうが視聴体験は濃いものになるはずです。

例えば、

  • この作品は現在放映中の朝ドラつながりで観ておきたい

といった動機です。

では、この「初心」を後から思い出せるようにするための、言ってみれば「起点」となる記録はどのように残せばいいでしょうか。

以下、僕の実例を交えつつご紹介します。

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