前回の記事の続きです。
メモは「中間成果物」であり、これをもとに「最終成果物」を作るという2つの段階を考えるとき、それぞれを「製品」と「商品」に喩えました。
- 中間成果物:製品(製作者目線での作られた、必ずしも販売を目的としていないもの)
- 最終成果物:商品(販売を目的としたもの)
このとき、次のような動機があることに気づきます。
- せっかく「製品」を作ったのなら、それらを組み合わせて「商品」に仕上げたい
- 今回うまく作ることができた「商品」について、次回以降も同じようにうまく作れるようになりたい
この2つの動機を満たす上でカギとなる問いとして以下を挙げました。
- どんなメモを残し、それらをどのように束ねるか
キーワード「束ねる」です。
この「操作」をどんなツールでどのように行えばいいのか。
前回は「即・実行系メモ」を束ねるためのEvernoteとTodoistを使った事例をご紹介しました。
今回は「思考の熟成系メモ」を束ねるためのCosenseを使った事例をご紹介します。