「メンタルのリボ払い」をやめるには

毎日くり返すリピートタスクの1つに

  • Twitterブックマーク処理

があります。

その名の通り、Twitter(現X)で目に留まってブックマークに保存したポストを読み返し、適切な保存先に転記するなどして何らかの形で活用するための「前処理」です。

このタスクが実に手強く、その処理が滞りがちです。

これは、領収書の処理に似ています。

この「タスク」は

  • 1.領収書を1枚手に取る
  • 2.日付と金額と支払先を確認する
  • 3.会計ソフトに仕訳入力する

という3つのステップから成ります。

1枚だけであれば、実に「簡単なお仕事」です。

ステップ1と2はいずれもほとんど「負荷」を感じることなくやりおおせることができるでしょう。

問題があるとすれば、ステップ3です。

支払先に応じた適切な勘定科目を判断する必要があるからです。

ここでわずかながらもメンタルパワーを消費することになります。

先ほど書いた「負荷」はいくばくかのメンタルパワーを消費するとき、あるいはこれを予感するときに生じます。

例えば、疲れているときに領収書の処理に取りかかるとき、人は「負荷」を感じるでしょう。

物理的なものではなく精神的なものです。

いわゆる「メンタルが削られる」というときの「メンタル」であり、数値化はできないものの「損耗」する感覚を伴います。

そんなメンタルパワーの消費を予感し、「うわ、今はやりたくないな」と抵抗を覚えるのです。

もし、領収書が1枚ではなく数十枚あったとしたらどうなるか。

「負荷」は最大化し、取りかかるのは困難になるでしょう。

このときの様子を「メンタルのリボ払い」と名付けてみることにします。

このネーミングは冒頭にご紹介した「Twitterブックマーク処理」が滞りがちであることについて考えていたとき、思いつきました。

領収書同様、処理をせずにいると、どんどん増えていくからです。

では、どうすれば滞りなく処理できるようになるのか。

その原因と対策について考えてみます。

「Twitterブックマーク」に限らず、溜めるほどに「負荷」が増すタスク全般に応用できるはずです。

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