世の中にはマップラバーとマップヘイターという2種類の“人種”がいるそうです。
以下の動画が分かりやすいです(ただし、約60分と少し長めです)。
マップラバーはその名の通り地図が好きな人。
何をするにもまず全体像を把握し、自分の立ち位置を把握した上で目的地を目指します。
初めて降り立った駅で、改札を出たところにある案内地図を見ます。
一方、マップヘイターはそのまま訳すと地図を嫌う人、となりますが「嫌う」というより「必要としない」くらいのニュアンスだと感じます。
初めて降り立った駅でも、案内地図はスルーして、いきなり歩き始めます。
直感で進み続け、最終的には目的地に到達します。
僕自身はどちらなのかというと、以前はマップヘイターでしたが、今はマップラバー寄りのように思います。
「以前」とは25年ほど前の会社員時代で、生まれ育った東京を離れ、なじみのない大阪の地で過ごした4年間。
その間、尼崎市 → 大阪市東淀川区 → 大阪市淀川区と3回の住み替えを行いました。
3回目の部屋に越した日、お風呂に入ろうとしたらお湯が出ませんでした。
まだガスが通っていないようで、やむを得ず銭湯を探すことに。
近所にどんなお店があるのかの下調べがてら、地図も持たずに部屋に出ます。
このときの動き方がまさにマップヘイターでした。
なんとなくあのあたりに銭湯があるのではないか、という直感に従ってランダムに路地を曲がりながら進みます。
すると、ほどなくして目の前に銭湯が現れました。
以下はそのときの日記の記述です。