タスクシュートを一言で説明する喩えとして、これまで「カーナビ」をよく用いてきました。
確かに「ルート設計」や「到着予定時刻」や「リルート」といったカーナビの持つ特徴はタスクシュートに通じるところがあります。
とはいえ、タスクシュートはカーナビほど「多機能」ではないため、これに喩えることは誤解を生み出しかねません。
そんな折、ふと思いついたのが「路線図」。
普段、電車や地下鉄を乗り継ぐときに目にする、あのカラフルで直線的に整列された図です。
「路線図」に似たものに「地図」がありますが、この2つには決定的な違いがあります。
この2つの違いを整理しつつ、路線図としてのタスクシュートについて考えてみます。