タスクシュートの開発を始めた日の話

僕がタスクシュートの開発を始めたのは会社員3年目の1998年8月6日(木)のことでした。

きっかけは、その日の朝に急きょ上司から最優先で取りかかるように指示を受けた急ぎの案件。

期限は8月19日(水)だったので、営業日ベースで残り11日間。

仕事内容は社外研修用のテキスト作成で、構成案はすでにあるため全体のボリュームが把握できる状況でした。

テキスト作成といっても、あらかじめ何をどれだけ書けば良いのかが提示されていたため、全体の作業量を見積もることができ、従ってスケジュールは立てやすかったです。

ここで言うスケジュールを立てるとは、テキストの構成要素となるページをすべて書き上げるために、11日間をどのように使うかを決めること。

言い換えれば、11個の時間枠に作業を割り振って、どの枠もあふれないようにすることです。

さらに、日々の作業終了後にその日に割り振られた分を消化できたのかをチェックし、翌日以降も当初のスケジュール通りに進められるかを確認する必要もあります。

今で言えば簡単な「日次レビュー」です。

これをなるべく時間と手間をかけずにできるようにしたかったため、Excelで簡単な仕組みを作りました。

当時の日記にこの仕組みを作ろうと考えたときの記述がありました。

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