「タスク管理」と「時間管理」、似たようなことを指しているように見えますが、言葉が違う以上その意味も当然異なります。
お金に置き換えてみると分かりやすくなります。
「**管理」と「金銭管理」とあった場合、「**」にあたるものが何かを考えるのです。
「**」が何になるかはお金をどのようなものとして捉えているかによって変わるでしょう。
例えば、
- 「これから買うもの」管理
だった場合、「これから買うもの」に注意が、
- 「定期的に買っているもの」管理
であれば、「定期的に支払っているもの」に注意が、それぞれ向いているでしょう。
お金はそのためのリソースということになります。
そして、それぞれにどれぐらいのお金を投入するかを調整するのが「金銭管理」です。
では、「タスク管理」の場合はどうか?
「タスク」の解釈はひとそれぞれかもしれませんが、
- 「これからやること」管理
であれば、未来に注意が、
- 「今後も続けること」管理
であれば、習慣(=リピートタスク)に注意が、それぞれ向いているでしょう。
「これからやること」でも「今後も続けること」でも、いずれも時間を消費します。
そして、それぞれにどれぐらいの時間を割り当てるかを調整するのが「時間管理」です。
もし、「これからやること」にのみ注意が向いていれば、「今後も続けること」はいったん脇に置いているかもしれません。
脇に置いていても、時間は使っているはずですから、無視することはできません。
でも、「時間管理」をしていないと無視することになり、結果ペナルティをくらうことになります