記録に残すことには次の2つの側面があります。
- 定量情報を残す(=数値化する)
- 定性情報を残す(=言語化する)
数値化することで記録同士が比較しやすくなります。
前回より減ったのか、増えたのかを把握できるわけです。
一方、言語化することは必ずしも比較のしやすさにはつながりませんが、認識を変える上では大いに役に立ちます。
タスクシュートにおける定量情報と定性情報はそれぞれ以下が該当します。
- 定量情報:実行したタスクの数、トータルでかかった時間、タスクごとの実績時間、見積時間とのギャップ、など
- 定性情報:タスク実行後のコメント
いずれの記録も、読み返すことで次回以降の行動を改善する上で役に立つのですが、特に定量情報については注意が必要です。
というのは、昨日まさにこの定量情報の罠とでも呼ぶべき出来事に遭遇したからです。
ずっと数値に騙されていたのです。