タスクシュートを続けていると、おのずとリピートタスクが増えていきます。
一度実行してみて「あ、このタスクは今後もくり返し実行していきたいな」と感じたら、リピートタスク化するからです。
特に繰り返し頻度を「毎日」に設定すると、実行した翌日のデイリーリストに現れるようになるため、「あ、昨日やったタスクだ」ということで、比較的抵抗なく取りかかることができます。
繰り返し頻度をたとえば「週に一度」に設定した場合は、一週間後に“再会”することになり、「あれ、これは何だっけ?」と咄嗟に思い出せずに戸惑ってしまうかもしれません。
もちろん、ほどなくして思い出せることもあるでしょう。
それでも、思い出すまでに時間がかかったり、そのタスクのことを思い出せたとしても、どのように進めればいいのかを思い出せなければ、取りかかりのハードルが上がることになります。
これは、パーティーで知り合った人と翌日に再会する場合と、一週間後に再会する場合の違いを考えると分かりやすいでしょう。
「昨日の今日」であれば、前日の記憶が鮮明なためにスムーズに「話の続き」ができます。
それが、一週間後になると「あれ、この方のお名前は何だっけ? どんな話をしたっけ?」と記憶があやふやになり、会話がぎこちなくなったりします。
もし、たまたま街で相手を見かけただけの、つまり相手はこちらに気づいていない場合には、気づかれないうちにその場を逃げ出してしまうかもしれません。
“知り合った”ばかりのタスクについても同じことが起こります。
タスク実行後に「あ、このタスクは今後もくり返し実行していきたいな」と感じたときでも、すぐにその場でリピートタスク化せず、しばらく“様子を見る”期間を設けた方がうまくいくことがあります。
具体的には何をすればいいか?