タスクシュートとリマインダーの関係

リマインダーはもはや現代人には欠かせないツールになっているでしょう。

そんなリマインダーには大きく分けて次の2種類があります。

  • 1.向こうから見せに来るリマインダー(プッシュ)
  • 2.こちらから見に行くリマインダー(プル)

1の「向こうから見せに来るリマインダー(プッシュ)」は、思い出すべきタイミングに仕掛けておいて、そのタイミングが到来したら思い出させて(=リマインドして)くれます。

これは、「事前承認済みの割り込み」と言えます。

割り込まれる、すなわちそのときに進行中の仕事をストップさせてでも、その割り込みに対応する価値があると自分で意味づけをしていることになります。

一方、2の「こちらから見に行くリマインダー(プル)」は、こちらの都合のよいタイミングで「何か思い出すべきことはあったっけ?」と見に行く必要があります。

進行中の仕事が終わり、次の仕事に取りかかるタイミングで見に行くことになるため、1と違って、こちらにとって都合のよいタイミングで思い出させてもらえます。

言い換えれば、2のリマインダーを仕掛けておくことで、後で思い出すべきことはすべて頭の外に置いておくことができる、しかも、割り込まれる心配もなしに、ということです。

割り込みがあるかもしれない、と考えながらでは目の前の仕事に100%集中することは難しいでしょう。

たとえば、いつかかってくるか分からない電話に一定の注意を払いながら仕事をするような状況です。

その意味で、リマインダーは2のプル型の方が相対的に疲れずに仕事を進めることができます。

タスクシュートは「こちらから見に行くリマインダー」のリスト

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