タスクシュート活用における3つの段階

タスクシュートの活用には大きく分けて次の2つの段階があります。

  • 実行したことを端から記録に残していく段階(記録段階)
  • すでに並んでいるタスクを順番に実行していく段階(実行段階)

前者は使い始めたばかりの方、あるいはそれまでに構築したリピートタスク群をいったんリセットして、再スタートしようとしている方むけです。

後者はある程度使い続けることで、記録をもとにリピートタスクが整備された状態にある方むけです。

タスクシュートがうまく使えているときは、当然後者のような段階がイメージされることが多いと思います。

でも、必ずしもそうとは言えず、並んでいるとおりにタスクを実行できないこともあります。

リピートタスクは必ず一度は実行したタスクであり、その並びもまた実行したときの順番を再現しているはずなので、「このタスクをこのタイミングでこの順番に行うことが望ましい」ことになっています。

でも、実際のところ同じタスクを同じタイミングで同じ順番に実行しようとしても、うまくいかないことがあるのです。

リピートタスクは言ってみれば“平均値”であり、くり返すほどに安定します。

つまり、リピートタスクを作ったばかりの段階では一度しか実績がない状態であり、二度目も同じような結果になるとは限らない、ということです。

その意味では、記録段階と実行段階に加えて「調整段階」というもう1つの段階がありそうです。

この3つの段階を踏むことで何を目指しているのか?

それは、自分にとっての望ましい時間の使い方を見つけることではないか、ということです。

そのためにそれぞれの段階をどのように過ごせばいいのか、について考えてみます。

3つの段階の循環フロー

記録段階、実行段階、調整段階という3つの段階は以下のようなフローで循環することになるでしょう。

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