前回の記事で、
人が何かに取りかかれないときの原因は次の5つのグループに分けられるのではないか、と書きました。
- 1.取りかかりの取っかかりが掴めない
- 2.取りかかっても思うように進められるか分からない
- 3.取りかかるのは明日の方が条件が良くなるかも
- 4.取りかかったら途中で中断するのが難しい
- 5.それに取りかかるより優先すべきことがほかにある
前回は、この「TCジャーナルの記事を書く」というタスクに取りかかるにあたって、「取りかかれない原因別に対応策を考える」というテーマで書くと決めました。
このとき、
- 取りかかれない原因はほかにもあるのではないか?
という疑問は当然ありました。
でも、
- 取りかかれない原因を完全に洗い出し尽くす
ことをゴールとすると、ハードルが上がってしまいます。
そこで、しばらく考えて(具体的には20分55秒 ← たすくまの記録による)、この5つについて考えていこう、ということで書き始めました。
ここで2つの考え方があります。
- 1.完全に洗い出し尽くすまで考え続けた上で、次に進む
- 2.ほどほどのところで切り上げて、まずは次に進む
状況によっては1の方がベターな場合もあるでしょう。
でも、今回は結果的に2を選びました。
実際に取りかかってみることで初めて分かる(=考えが進む)ことがあるからです。
実は、当初は原因は6つありました。
それが、後半部分を書き始めたら、「この項目は別の項目と統合できるな」と気づいて5つに減ったのです。
問題は、「ほどほどのところ」をどう見極めるか。
これについて考えてみます。