以下の記事に対して2名の方からコメントをいただきました。
それぞれ要約すると次の通りです。
- 1.難易度の高いタスクだけでなく「わりと簡単にできる」タスクも先送りを重ねることがある
- 2.取りかかる前に「とうてい終わらせることができない」と分かったら、あっさり先送りすることを選ぶ
1は、先送りするタスクとは手強いタスクばかりではない、という指摘であり、言われてみれば確かに思い当たるふしがある、と感じます。
簡単にできる(と思っている)がゆえに「いつでもできる」ということで後回しにしたくなるのです。
そこには、「それよりも手強いタスクを先に片づけてしまおう」という動機がありそうですが、コメントには「条件反射的に(先送りしていた)」と書かれていました。
2は、言われてみて気づきましたが、実は難易度の高いやり方かもしれません。
以下いずれかが必要だからです。
- 終わらないと分かっていても「できるところまで進める」という揺らぐことのない決意
- 過去に「できるところまで進める」を実践してみたことで効果を実感できた成功体験
決意が固まっていなかったり、失敗体験を味わっている場合は、足がすくんでしまうわけです。
この2つのコメントを受けて、改めて「なかなか取りかかれずに先送りをし続けているタスク」に対してどのように向き合えばいいのかについて考えてみます。
まさに「なかなか取りかかれずに先送りをし続けているタスク」を抱えている方にとっての何かしらのヒントになればと思います。