前回はScrapboxの使いどころについて実例をまじえつつご紹介しました。
Scrapboxにメモを保存すればするほど、いま考えていることの「控え」がScrapboxに残るような感覚になります。
- 最近メモしたアレ、なんだっけ?
と思ったときに、断片的なキーワードでも検索によって該当のメモを引き出せるようになるからです。
とはいえ、この感覚はEvernoteでも味わうことができます。
15年以上Evernoteを使っている僕にとっては、すでにEvernoteで「間に合っている」と考えていたので、改めてScrapboxのようなツールが現れても、その使いどころが見当たらない。
2017年4月にScrapboxに出会ったとき、そのように考えていました。
それが、使い続けるうちに、
- あれ、こういう使い勝手はEvernoteにはなかったかも?
と感じることが増えてきました。
一方で、
- こういう情報は引き続きEvernoteで管理する方が便利だな
と感じることもあります。
つまり、当然ながら、ScrapboxもEvernoteも万能ではないので、それぞれの強みを理解した上で、使い分ける必要があるわけです。
この使い分けを考える上で、まず現状において僕がScrapboxにメモを保存しているタイミングをふり返ってみます。
Scrapboxにメモを保存するタイミング
ふり返ってみると以下3つのパターンがありました。
- Evernoteに前日に作成した(メモした)ノートを読み返しているとき
- Webの記事やSNSの投稿を読んでいるとき
- ブログやメルマガの記事を書いたとき
今回は1つ目について。