以下の記事で、タスク管理の実態は情報整理である、という話を書きました。
- 様々な形で流入してくる情報を適切な一次加工を行ったうえで、可能なら、あるいは要請に応じて、さらなる加工 → 最終仕上げ → 放出(=提出)を行う。
- つまり、受け取った情報を仕分けし、手を加えて、送り手に戻す、あるいは次の受け取り手にパスする。
- 上記のうち「手を加える」という行為を限られた時間の中でいかに効率よく行うか。
- タスク管理の実態はこれを追求することだと言える。
「整理」と似た言葉に「管理」があります。
言葉が異なる以上、その意味するところはもちろん、目指すところも違うはずです。
この違いを理解したうえで、整理のためのツールと管理のためのツールを意識的に使い分けることで、それぞれのツールをよりうまく使えるようになるはずです。
今回は整理と管理の違いを確認したうえで、整理ツールと管理ツールの使い分けについて考えてみます。
整理と管理の違い
辞書的な意味の違いではなく、それぞれが対象とするところに注目します。