前回の記事では「割り込み」、とりわけ自分で引き起こしてしまう「“ウチ”からの割り込み」の対抗策について書きました。
とりわけ「“ウチ”からの割り込み」はそれに使った時間が使途不明時間になりがちです。
ちょうど定期券の区間外に飛び出すようなもので、追加の運賃が発生するのと同様に、本来必要のなかった記録の手間と時間が生じるのです。
ここで決めるべきことが1つあります。
それは、この使途不明時間を記録に残すか否か。
当然、1分以上かかる行動はすべて記録に残すというタスクシュートの“原則”からいえば、その使途不明時間が1分を超えているなら記録に残したほうがいいでしょう。
一方で、この使途不明時間を直前あるいは直後のタスクの時間に含めてしまうという方法もあります。
どちらにも一長一短がありますので、それぞれの長所と短所を事例をまじえつつご紹介します。