毎日、一日の最初にタスクシュートに向き合うとき、次の2つがせめぎ合います。
- しきたり
- つもり
「しきたり」とは「ならわし」であり、要するにリピートタスクです。
「つもり」とはその日をどのように過ごそうとしているのかを決定づける行動であり、要するに単発タスクです。
タスクシュートを使い続けていればおのずと一日の最初の時点でほとんどの時間が「しきたり」で“予約”されていて、「つもり」はその狭間を見つけて差し込むことになります。
漫画でいえば、「しきたり」は背景であり、「つもり」は前景と言えるかも知れません。
後から振り返ったときに、その日がどんな日であったかを手っ取り早く知りたければ「つもり」に目を向ければいいでしょう。
そして、この「つもり」とはここ最近言及することが多い「現状のタスクシュートに足りないもの」です。
今回は、この「しきたり」と「つもり」を対比しながら、次の2つについて考えてみます。
- 「つもり」の難しさ
- 「しきたり」が孕む問題