学生時代も残すところあと2ヶ月弱という1996年2月13日に『奇跡の仕事術』という本に出会いました。
4月からの社会人生活スタートを前に、仕事の進め方について実に多くの示唆を与えてくれた一冊です。
ここで重要なのは、これは単に書類の流れ(ペーパーフロー)ではなく、仕事の流れ(ワークフロー)のプロセスだということである。
しかもこのプロセスは紙ベースのオフィスだけではなく、「ペーパーレス」を目指す、コンピュータ指向のオフィスにも適応する。
このワークフロープロセスでは、入ってくる仕事はどんなものであっても必ず5ヶ所に収まる。
通常、書類や情報は、どこに置けばいいのか分からないので、どんどん机上に溜まっていくが、このワークフロー・プロセスはこの問題を解決する。
次に挙げるのがその5つの場所である。
ということで、机の上を以下の5つ場所に振り分けることを提案しています。
- 1.仕事の優先順位システム
- 2.ペンディングシステム
- 3.ブックオーガナイザー
- 4.ファイルシステム
- 5.ゴミ箱
以下は、本書に掲載されているイラストをもとに描いたものです。