多面差しツールとしてのCapacities

前回の記事の続きです。

プロジェクトの中にはログを残し、これをふり返ることで推進力を得て進行していくものがあることに気づきました。

これを「ログレビュー駆動プロジェクト」と呼ぶことにし、そのメカニズムについて掘り下げました。

その中で、

  • ログというエサを与えると成長していく生き物のように思えてくる
  • 急いで育てようとして、一つのプロジェクトに短期間に大量の一気にエサを与えても、消化しきれずにうまく育たないかもしれない

と書きました。

ここから必然的に思い至ったのが「多面差し」です。

「多面差し」とはもともとは将棋の用語ですが、ここではタスク管理における「多面差し」のことを指しています。

それは、次のようなものです。

  • 抱えているプロジェクト1つひとつを盤面とみなす
  • 各プロジェクトを巡回しながら、少しずつそのプロジェクトのタスクをこなしていく

ただ、この「多面差し」を行うための良いツールになかなか出会えていないという現状があります。

そんな折、Capacitiesのある機能に目が留まり、これを使うことで「多面差し」がうまく回せるのではないか、という期待が高まっています。

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