プロジェクトは記録から始まり記録に還る・その4

前回の記事の続きです。

前回は、「意図せずして望ましい結果を手に入れる」ためのタスクシュートの使い方について書きました。

これまで3回にわたって「プロジェクトは記録から始まり記録に還る」というテーマで書いてきましたが、まさにこの連載こそが「意図せずして」展開しています。

最初の記事のタイトルに「その1」と付けましたが、この時点ではっきりとした構成案があったわけではありません。

  • おそらく、2~3記事は書くことになるのだろうな

という、特に根拠のない予測があったために、ひとまず「その1」としました。

もし、2記事で終わりそうな場合は「前編」と付けます。

あるいは、単発読み切りのつもりで書いた記事について、翌日になって続編を書くアイデアが浮かんだ場合は「続・~」というタイトルにします。

このように、あまり先のことは考えていません。

もちろん、不安はあります。

この不安をなんとかするために、あらかじめ詳細な構成案を作ることもできます。

でも、今度はこの構成案通りに書けるかどうかが不安になり、この不安をなんとかしないといけなくなります。

そうであれば、いま抱えている不安をなんとかしようとせず、いったんそのまま受け止めて、今できることをするのがよい。

そのように考えるようになりました。

またしても「意図せずして」前置きが長くなってしまいましたが、当初「プロジェクトは記録から始まり記録に還る」というテーマで書き始めたときに抱いていた「これを伝えたい」という想いについて、今回は書いてみます。

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