前回の記事の続きです。
前回は、「意図せずして望ましい結果を手に入れる」ためのタスクシュートの使い方について書きました。
これまで3回にわたって「プロジェクトは記録から始まり記録に還る」というテーマで書いてきましたが、まさにこの連載こそが「意図せずして」展開しています。
最初の記事のタイトルに「その1」と付けましたが、この時点ではっきりとした構成案があったわけではありません。
- おそらく、2~3記事は書くことになるのだろうな
という、特に根拠のない予測があったために、ひとまず「その1」としました。
もし、2記事で終わりそうな場合は「前編」と付けます。
あるいは、単発読み切りのつもりで書いた記事について、翌日になって続編を書くアイデアが浮かんだ場合は「続・~」というタイトルにします。
このように、あまり先のことは考えていません。
もちろん、不安はあります。
この不安をなんとかするために、あらかじめ詳細な構成案を作ることもできます。
でも、今度はこの構成案通りに書けるかどうかが不安になり、この不安をなんとかしないといけなくなります。
そうであれば、いま抱えている不安をなんとかしようとせず、いったんそのまま受け止めて、今できることをするのがよい。
そのように考えるようになりました。
またしても「意図せずして」前置きが長くなってしまいましたが、当初「プロジェクトは記録から始まり記録に還る」というテーマで書き始めたときに抱いていた「これを伝えたい」という想いについて、今回は書いてみます。