この動画は、2017年11月に開催されたワークショップ「タスクカフェ」の内容を収録したものの一部です。
テーマは「タスクシュート入門III・一日の成果を最大化するための時間の区切り方 」。
タスクシュート方式のタスク管理の基本についてのレクチャーシリーズ。
第3回目のテーマは「一日の成果を最大化するための時間の区切り方」です。
一日という時間は長いようでいて短く、短いようでいてけっこう長いものです。やりたいことを満足いくまでやろうとすると足が出ますが、満足のいく過ごし方をしようとすると手に余るのです。
かくして毎日意図せずして時間を無駄にしてしまいます。
これを防ぐための方法が「一日を複数のセクション(区切り)に分ける」ことです。
肉でも魚でも木材でも、その切り分け方を間違えると無駄になります。
目的をもって意図的に切り分けているからこそ、それぞれの“切り身”が活きてきます。
1日という時間についても同じことがいえます。
たとえば、
「今日はアポがなく、終日デスクワークの予定だから、仕事をガシガシ進めよう」
という日であっても、実際には思ったほど「ガシガシ」進まないものです。
「今日は終日デスクワークだ」という認識が強すぎるために、実際以上に時間がたくさんあるような錯覚にとらわれて、結果的に無駄なことに時間を費やしてしますのです。
では、どのように分ければいいか?
結論から言えば、セクションの分け方に正解はありません。一定期間にわたって一日の時間の使い方を記録に残し、ここから適切な切れ目を見つけることがその解法となります。
とはいえ、実際に記録から切れ目を見つけて区切ったとしても、「本当にこの区切り方でいいのだろうか?」「もっと良い区切り方があるのではないか?」という疑問は拭いきれないもの。
そこで、どのような区切り方をすると、どんな効用が得られるのかについて、実例をまじえて解説しています。