『文藝春秋SPECIAL2017年夏号(脳と心の正体)』に、脳の動作原理(脳は何のために働いているか)について、以下のような記述がありました。
脳は感情というものさしで情報の重要性、必要性のより高いものを選択しています。
そのため、脳が健康に働き続けるには感情豊かな生活を送ることが第一です。
といっても、物事にいちいち喜んだり驚いたり怒ったりを無理やりおこなうのではなく、「いいな」と思ったり「ちょっと無理」とか感じたときに、それがどうしてなんだろうと振り返ってみるような習慣が、脳の健康や機能の維持により効果的で、記憶力を高める助けになります。
感情については以下2つの記事でそれぞれ言及しています。
人は感情の生き物なので、特に自分の感情に注目し、これを改善することに注力できれば、やればやるほど気分がよくなり、記録とレビューが楽しくできる、つまり、記録とレビューの優先度が上がり、ますますうまくいくようになるはずです。
▼「人はすべてのタスクをベストなタイミングで実行している」と言える理由
日々の時間の使い方を記録に残す目的は、この「自分の感情を優先した上で、最終的には締め切りもきちんと守れるやり方」を見つけるためでもあるのです。
冒頭の引用は、まさにこの2つのことを裏付ける内容だと感じます。