実行頻度の低いリピートタスクの実行確率を上げるための工夫

気にならない方はいっこうに気にならない問題かもしれません。

ひと言でいえば、定期的に実行したいリピートタスクのリズムが崩れたときの立て直し方です。

例えば、3週ごとの土曜日に実行したいリピートタスクである「風呂の床ブラシ掃除」。

3週ごとのため、リピートタスクの頻度設定としては、以下のようになるでしょう(たすくまの場合)。

▼週リピートを使う

  • タイプ:週リピート
  • 間隔:3
  • 繰り返し:土

これで問題なさそうです。

でも、実行日である土曜日が巡ってきたとき、タイミングを逸して実行できなかったとします。

リカバリーとして翌日の日曜日に実行する、あるいは週末にこだわらずできるタイミングで実行すれば良いでしょう。

問題は、実行日が本来よりも後ろにズレたことで次の実行日が巡ってくるまでの期間が短くなること。

  • 原則:2月1日(土) → 2月22日(土)=21日間
  • 例外:2月3日(月) → 2月22日(土)=19日間

原則の実行頻度に従って実行できた場合は設定通り21日ごとに実行できます。

一方、2月1日(土)に実行できず、代わりに2月3日(月)に実行した場合は次の実行日である2月22日(土)までの期間は19日と2日ほど短くなります。

あるいはまるまる1週間ズレ込んで2月8日(土)にようやく実行できた場合は次の実行日はそのまま1週間ズレます。

2月8日(土)の実行までに本来よりも7日長い28日空いてしまうことになります。

もちろん、風呂掃除程度であれば実行頻度に多少の変動があってもさしたる問題にはならないでしょう。

一方、実行頻度が重要なリピートタスクであるなら、対策が必要です。

この問題について考えてみます。

慣れないうちは「うっ」と感じる

リピートタスクは毎日くり返し(1日おき)がもっとも習慣としての定着効果が高いです。

毎日向き合うことになるからです。

次に2日おきや3日おきなど、毎日ではないもののそれなりの高頻度で巡ってくるリピートタスクも定着効果はあるでしょう。

それが週に一度になると、途端に難しくなります。

文字通り週に一度しか実行する機会がないため、なかなか「なじみ」になれず、当日になって不意にこのリピートタスクに向き合うことになるため、慣れないうちは「うっ」と感じることもあるでしょう。

「うっ」と感じたとしても実行できればいいのですが、その抵抗が強いと先送りされる確率が高まります。

ここで必要なことは、次の2つです。

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