前回の記事の続きです。
引っ越しやリフォームを業者による「見積もりだけなら無料」といううたい文句のパワーについて考察しました。
そして、このパワーはタスクに取りかかるハードルを下げる際にも応用が利くのではないか、ということで実際にどのように応用していくかについて考えてみます。
トップダウンの見積もりとボトムアップの見積もり
前回の記事では僕が実際に2社の引っ越し業者(A社とB社)に見積もりを依頼した際、それぞれの見積もり金額が決まる過程に注目しました。
A社はこちらが譲歩(引っ越し日程を土曜日から平日に変更)したことで安くなりました。
一方、B社についても同じように譲歩(土曜日の時間指定便からフリー便に変更)したことで安くなりました。
ただ、見積もり金額の算出方法は両社で大きく違っていました。