「タイムキーパー」としてのタスクシュート・後編

前回の記事の続きです。

タスクシュートを使うことを通して「時刻」ではなく「今ここ」に根ざした時間感覚が育まれていくことを見てきました。

それは、時計に頼らずとも自分の一日を進められるようになるという、まさに「自分だけの時間感覚」を取り戻す道のりです。

では、具体的にどのようにしてこの感覚は育っていくのか。

タスクシュートには、日々の生活の中で自然と時間感覚を鍛えてくれるいくつかの仕掛けがあります。

それは、ごく小さな繰り返しや区切りの積み重ねにすぎませんが、その積み重ねこそが、やがて「時計を見なくても時間がわかる」感覚を生み出すことになります。

その仕掛けとは次の3つです。

  • 毎日の繰り返しを整える「リピートタスク」
  • 一日を時間帯ごとに切り取る「セクション」
  • “時間筋”を鍛えるための「リアルタイムログ」

一つひとつ見ていきます。

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