現在公開中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観に行く前の「事前準備」として、改めて1995年のテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を観直しています(数年前にすでに観ていますが改めて)。
作中に登場するエヴァンゲリオン(正式名称は「汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン」)は、パイロットが乗り込んで操作するロボットのような外見。
パイロットとの間で神経接続を行い、機体へのダメージがパイロットにも同様に知覚する仕組みになっています。
この接続は「シンクロ」、その接続度合いは「シンクロ率」とそれぞれ呼ばれます。
つまり、パイロットが機体を操縦するのに加えて、神経レベルで一体化して戦うわけです。
作中でしばしばエヴァンゲリオンは暴走します。
パイロットのコントロールを受け付けなくなるのです。
人馬一体という言葉がありますが、人とエヴァンゲリオンの間でもなかなか一体感を得るのは難しいようです。
ひるがえって、タスクシュートもまたこの一体感が重要になります。
エヴァンゲリオンほどではありませんがタスクシュートも使う人との「シンクロ率」が高まるほど、うまく使えるようになるからです。
幸い、タスクシュートが暴走することはありませんが、到底やり切れないほどの大量のタスクを抱えてしまうことはあるでしょう。
この場合、暴走するのは人の方です。