ランニングは、自分にとって無理なく走り続けられるスピードで走ることで、必然的に長い距離を安定して走り続けることができます。
もちろん、あえて負荷のかかるスピードで走ることも走力を鍛えるうえでは欠かせません。
とはいえ、負荷のかかるスピードでは長い距離を走り続けるのは難しく、目的が安定的に走り続けることであれば、やはり無理なく走り続けられるスピードで走るほうが有利です。
仕事においても、自分にとって無理なく長く続けられるスピードが重要になります。
ここまで読まれて、「そりゃそうだろう」と思われる方も多いと思います。
ただ、実際には締切間際になって、普段よりもスピードを上げないと間に合わない、ということでやむを得ずペースを乱さざるを得ないこともあるでしょう。
実はここに問題があります。
スピードを上げると、時間差でペースが乱れる
スピードを上げると、時間差でペースが乱れるのです。
そのときはやむを得ずスピードを上げるわけですが、その後に元のスピードに戻したとしても、一度ついた勢いはなかなか失われないため、その後しばらくはスピードが制御できなくなるのです。
以前、このことを実に的確に表現した動画をTwitterで目にしたことがありました。
残念ながらこの動画はすでに削除されてしまい、ここでシェアすることができないので、代わりに記憶をもとにイラストを描いてみました。