その日にやりたいこと、やるべきことをすべてもれなくリストアップし、取りかかる順番に並び替えれば、あとは上から順番に実行していくだけです。
タスクシュートの特異な点の1つは、一般的にはタスクリストに入れないことまでリストに入れること。
例えば、
- トイレ
- 食事
- 休憩
- 郵便物チェック
- 燃えるごみまとめ
- AirPods充電
といった、「やりたい」でも「やるべき」でもない「当たり前のようにやっている」ことです。
つまり、特定のタイミングで行うことが望ましいことであれば、もれなくリストに入れるのです。
「これは仕事」、「これは生活」、「これは雑用」という具合に時間に“色”をつけずに、一緒くたに扱うことで、タイムラインが1本にまとまります。
こうすることで、見通しが付けやすくなるため、例えば以下のような事態を予防できるようになります。
- 「余計なことばかりやっているうちに時間がなくなる」
「余計なことばかりやっているうちに時間がなくなる」問題を分析する
「余計なことばかりやっているうちに時間がなくなる」という、望ましくない事態は誰しもが経験していることでしょう。
時間がなくなって初めて「あれは余計だった」と後悔します。
でも、その「あれ」に取り組んでいる最中は「今はこれをやりたい」あるいは「今はこれをやるべき」と考えていたはずです。
「これは明らかに余計なことなのは分かっているけど、今やめるわけにはいかない…」という抗いがたい力に勝てないのです。
ここで改めて考えたいのは、次の2つです。
- 余計なこととは何か?
- 時間がなくなるとはどういうことか?