タスクリスト上でどのタスクに取りかかるか迷って無駄に消耗していませんか?

その日にやりたいこと、やるべきことをすべてもれなくリストアップできていれば、さらには取りかかる順番に並び替えてあれば、あとは上から順番に実行していくだけです。

でも、ここに落とし穴があります。

そもそも、人は同時に1つのことしか実行できません。

リストにあることすべてを同時には実行できず、必然的にどれか1つを選ぶことになります。

このとき、迷わず一番上のタスクを選んですぐに実行に移れればいいのですが、あまたあるタスク群に目移りし始めると「落とし穴」にはまります。

「これ(=一番上のタスク)もいいんだけど、もっとラクに早く終わるタスクはないかな?」

という誘惑に駆られるのです。

結果、せっかく時間をかけて作った、「今日はこの順番で行くぞ!」と決めたデイリーリストをのっけから否定することになってしまいます。

さらに、一覧上で目移りしている間に、「うわ、これ今日までか…」とか「これ、けっこう面倒なんだよな…」といったタスク名を目にするたびに脳内でさまざまなイメージが再生されることで、無駄に消耗してしまうのです。

もちろん、どれだけ精緻なタスクリストを作っても、それはあくまでもタスクリストを作った時点でのリストであって、実行する段階になったら最新の現状に合わせてフレキシブルに取りかかる順番を入れ替えたり、リストにないタスクに取りかかることもときには必要でしょう。

でも、まずは一番上のタスクから取りかかるクセをつけることをおすすめします。

一日の最初にデイリーリストの一番上のタスクから取りかかることのメリット

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