映画で、「この監督の作品には必ずこの俳優が登場するな」と気づくことがあります。
オーディションで目に留まったにせよ、誰かから紹介されたにせよ、監督とその俳優との最初の出会いというものがあったはずです。
監督目線で言うと、実際に自身の作品に出演してもらった結果「あ、この人とは今後も一緒に映画を作っていきたいな」と感じたら、きっと次の作品にも出演オファーをすることになるでしょう。
これをくり返していると、○○監督作品ではおなじみのキャストが増えていきます。
おなじみのキャストゆえに、監督との相性も抜群で、観客としても「安心して観られる」作品になりやすい。
この感覚はタスクシュートにも通じます。
タスクシュートを続けていると、おのずとリピートタスクが増えていきます。
一度実行したタスクの一部をリピートタスク化することになるからです。
つまり、一度実行してみて「あ、このタスクは今後もくり返し実行していきたいな」と感じたら、リピートタスク化します。
自分にとっての「おなじみのタスク」になってもらうわけです。
しかし、ここに落とし穴があります。
映画が、この監督の作品はいつも「おなじみのキャスト」ばかりだなあ、ということで飽きられやすくなるのと同様に、
タスクシュートにおいても、毎日が「おなじみのタスク」ばかりでは実行する自分自身が飽きてしまうのです。
ここから抜け出すにはどうすればいいか？
