いよいよ今年も残りわずかとなってきました。
普段から日次レビュー(前日の記録の振り返り)は欠かさず行っていますが、これに加えて年次レビューでこの1年間をふり返ってみようと考えています。
日次レビューと年次レビューの違いは、ちょうどカメラのレンズの違いに近いでしょう。
レンズを変えることで画角が変わり、そのアウトプットも変わります。
日次レビューにおけるアウトプットとは、
- 前日に残した記録
- 前日に書き留めたメモ
- 前日に思いついたアイデア
- 前日の仕掛かり中のタスク
といったものです。
いずれも昨日の今日なので読み返した際に「あぁ、あれか」とすぐに思い出すことができますし、それゆえに引き継いだり活かしたりがしやすい。
一方、年次レビューにおけるアウトプットとは、
- この一年間に残した記録
- この一年間に書き留めたメモ
- この一年間に思いついたアイデア
- この一年間の仕掛かり中のタスク
といったものです。
「前日」を「この一年間」に置き換えただけですが、日次レビューとの違いは読み返した際に「おや、これは何だっけ?」とすぐには思い出せないことが多くなることです。
読み返した時点ですでに“賞味期限切れ”に気づくこともあるかもしれません。
これは、冷蔵庫の中身を年に一度しか確認しないようなもので、ほとんどの食品がダメになっているでしょう。
とはいえ、一部の食品は時間を置くほどに熟成が進み、味わいが深くなることもあります。
つまり、年次レビューには、日次レビューでは見落としていたメモや、日次レビューの段階では早熟だったメモを落ち穂拾いのごとく回収する役割があると言えそうです。
目下、今年の4月から使い始めたLogseqというノートアプリに記録やメモやアイデアを集約するようにしているので、今回はLogseqでの日次レビューと年次レビューの進め方について考えてみます。