タスクシュートとチケット管理・その4

12月24日(土)にタスク管理事例紹介セミナー#4というオンラインセミナーを開催しました。

テーマは、ずばり「プロジェクト」。

とりわけ、

  • 期限が明確に決まっている
  • 1日では終わらない(=何日かに分けて少しずつ進める)
  • 何をしたら完了とみなせるのかがギリギリまで決まらない

という特徴を持つ仕事(=プロジェクト)にフォーカスしました。

このようなプロジェクトを僕がどのように進めているのかを実際の画面をご覧いただきながら解説しました。

とはいえ、稼働中のリアルなプロジェクトをご覧いただくのは、

  • セミナー受講者限定とはいえ、関係者以外には公開しづらい
  • 関係者以外には分かりづらい

という課題があり、ご覧いただく事例をどのプロジェクトにするかについて、ギリギリまで悩みました。

悩んだ結果、不意に「このセミナーの準備から開催までの過程を公開すればいいのではないか?」というアイデアがおりてきました。

まさに、灯台下暗しです。

つまり、受講者の方は、いま目の前で行われているセミナー(=僕にとってはプロジェクト)の準備がどのように行われたのか、そのメイキングを垣間見ることができるわけです。

受講者の方はセミナーの主催側ではないとはいえ、十分に関係者といえます。

関係者であれば、理解もしやすいはずです。

YouTubeなどで、テレビCMとそのメイキングがセットになった動画が公開されていることがありますが、これに近いといえるでしょう(例えば、このCM)。

実際のところ、今回のセミナーは、

  • どのようにプロジェクト管理をしているか
  • 今回のセミナーをどのように準備してきたか

という2つのパートから成っていました。

まさに、テレビCMとメイキングです。

いつもとは大きく異なる構成になったため、プレゼン資料の作り方も「いつものやり方でやらなくてもいいかな」と思い、作業を進めていました。

ところが、開催前日になって「やはり、いつものやり方でないとダメかもしれない」と気づき、急きょそのいつものやり方に戻しました。

今回は、この「いつものやり方」を巡る思考の変遷について詳しくご紹介します。

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