タスクシュートから「多面差し」までの流れ

前回の記事の続きです。

EvernoteとDay Oneを、それぞれの特性に合わせて必要に応じてどう使い分けるかについて書いてきました。

この2つのツールの僕にとっての役割は、それぞれ

  • Evernote:アイデアの中継所
  • Day One:記録の倉庫

と整理できます。

Day Oneを使い始める前は、Evernoteがこの2つの役割を“兼務”していたことになります。

一部の役割をDay Oneに移管したことでEvernoteは“身軽”になりました。

Evernoteに(アイデアの)「中継所」という名前を付けたのは、あくまでも一時的な保管場所に過ぎないという考えからです。

もちろん、結果として永続的な保管場所になることもあるでしょう。

それでも、今後Evernoteに保存する情報は、何らかの形で活用することになる、言い換えれば、「特に今のところは使いどころは見当たらないものの、何となく気になるのでとりあえず保存しておく」ような保存の仕方はしない、ということになります。

このあたり、明確に白黒つけるのは容易ではないのですが、一つ言えることがあります。

それは、保存しようとしている情報が、Evernoteを経由して「多面差し」の“軌道”に乗せられそうなら、Evernoteに保存する価値がある、ということです。

前回の記事の最後で「Evernoteに保存した情報をどう活用するのか」について書きましたが、その「活用」のための最初の一歩は、次のいずれかのツールへの転記でした。

  • Todoist(タスクの素)
  • Logseq(論文やプレゼン資料の材料)

このうち、Todoistに転記された情報が「多面差し」の対象となります。

「多面差し」ツールとしてのTodoistは言ってみれば工場のラインのようなもので、ここに情報を乗せることができれば、少しずつであれ「活用」が進むことになります。

少々わかりづらいかと思いますので、実際の事例を交えて、

  • タスクシュート → Evernote → Todoist(多面差し)

という一連の流れをご紹介します。

関連記事