前回の記事の続き、というか補足です。
高校時代に夢中でプレイしていた「ネクタリス」という戦術シミュレーションゲームから得たアイデアをタスク管理に応用する、という話でした。
改めてゲームというものについて考えてみると、次に挙げるような実によく考えられた仕掛けが随所に組み込まれていることに気づかされます。
- 今の自分がどんな状況にあるのかを一目で把握できるダッシュボード
- 次に何をすればいいのかがすぐに分かる誘導
- ゲームの世界にのめりこませる絶妙なさじ加減
- ついついやり続けたくさせる射幸心を刺激する演出
こうした仕掛けは仕事にも応用できます。
例えば、
- 今の自分がどんな状況にあるのかを一目で把握できるダッシュボード
- 次に何をすればいいのかがすぐに分かる誘導
は、タスクシュートであればその日に予定しているタスクをもれなくリストに組み込み、取りかかる順番に並び替えてある状態、といえます。
完了済みのタスクと未完了のタスクとが一目で分かるため、次に何をすればいいのかも自明でしょう。
前回ご紹介した、「手強いタスクに取りかかりやすくなるための工夫」もまたゲームに組み込まれている仕掛けを応用したものと考えることができます。