前回の記事の続きです。
前回書いた内容をひと言でまとめれば、
- 時間のかかるタスクについてScrapboxに専用のページを1つ作り、このページに実行ログを少しずつ書きつけていくことで、ログの一部がリファレンスに変化し、タスクの実行を後押ししてくれる
ということになります。
どんなログを書き残せばいいのかについては「とにかく書いてみる」しかありません。
当然、結果として無駄な行を消費することもあるでしょう。
一方で、後からふり返ったときに「このタイミングでこれを書いておいてよかった!」という、言わば伏線の回収ができることもあります。
意図せずして実行ログが後から役に立つリファレンスに変化するわけです。
この変化は事前に予測できることもあります。
それは
- こういうことを記録に残しておくと、あとでこんな風に役に立つ
という経験から来る直感が働いたときです。
この直感は当たる(=予測どおりになる)こともあれば外れることもあります。
むしろ外れることの方が多いでしょう。
感覚的には「当たる」と「外れる」の割合は2:8くらいです。
そして、外れたときこそ実行ログが役に立ちます。
実行ログが思わぬ形で活かせることになるのです。