残した実行ログをどう活かすか・その7

前回の記事の続きです。

前回ご紹介した事例を見て、

  • これはアウトライナーに似ているな

と思われた方もいらっしゃるでしょう。

前回の記事の中でも以下のように書いています。

もともとはEvernoteで似たようなことをしていたのが発端であり、アウトライナーを使うことで強化され、現在はScrapbox上で継続している書き方です。

この書き方はひと言でいえば、Scrapboxをアウトライナーっぽく使って書く、ということになります。

Scrapboxには簡易なアウトライナー機能が搭載されており、例えば、Altキーを押しながら上下キーを押すと以下のようにブロック単位で上下に入れ替えることができます。

それ以外の操作についてはScrapboxの公式ヘルプの「アウトライン編集」で詳しく解説されています(上記の動画も同ページより)。

ほぼ、アウトライナーと同じことができるのですが、アウトライナーにできてScrapboxにできない操作として、

  • 展開折り畳み

があります。

行が長くなってきたときに、一部の項目を折り畳むことで全体の見通しがよくなります。

Scrapboxにはこの操作ができないのです(それゆえ「簡易なアウトライナー機能」と書きました)。

この操作を使いたければ、アウトライナーを使うしかありません。

ただし、アウトライナーを併用しすると実行ログがScrapboxとアウトライナーの2箇所に分散してしまいます。

それゆえ、僕自身は展開・折り畳みの操作は諦めて、Scrapboxに集約するようにしています。

こうすることで実行ログをScrapboxで一元管理できます。

これに加えて、Scrapboxならではの恩恵に浴することができます。

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